大和ミュージアムと鉄のくじら館 ~2022冬の広島遠征①

雨中の山陽道をひたすら西へ

2023年の三が日も明けましたので昨年暮れの予告どおり(>>>こちら)呉、広島への遠征の模様をお伝えしましょう。予告編と重複しますが、この旅のアウトラインをもう一度記しておきます。
この旅のきっかけは、家人が呉まで日帰りドライブに出掛けるというので片道だけ便乗させてもらい、後は単独行動とし広島市内に移動、乗り鉄に勤しむという内容です。


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▲山陽自動車道を西へ西へと

出発は何だかんだで8時頃にずれ込み、あいにくの雨の中いつもの新名神に入り高速道路の快適なドライブの始まりです。神戸JCTから山陽道に入り西へ西へと進みます。

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▲9:44岡山県に入ります

広い兵庫県を横断し9:44、岡山県に入ります。

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▲瀬戸PAで一休み

10時頃岡山市内の瀬戸PAで一休み。碑には吹田へ149km、下関へ338kmとあります。併設されているセブンイレブンで食料を調達し、10:30出発します。

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▲12:47呉ICを通過 標識は直進呉市街・広島 左三原・竹原の表示

高屋JCTから東広島呉道に入り12:47、呉ICを通過、13時過ぎ大和ミュージアムに到着しますが、隣接する駐車場は満車。しばらくさまよった後ミュージアム至近の立体駐車場を見つけクルマを放り込みます。雨はまだ止みません。

◆呉海自カレー

少々遅くなりましたが、昼食とします。呉といえば海軍カレーですね。いや、我が国に海軍は存在しませんので呉海自カレーです。

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▲ハイカラ食堂の潜水艦カレー

呉市内20の飲食店が参画し、それぞれ海上自衛隊呉基地に所属する艦艇からレシピを受け継ぎ提供しています。自分のお気に入りの艦艇のカレーを提供している店を訪ねたいところですが、時間もないので駐車場と同じビル内にある「呉ハイカラ食堂」へ。ここは潜水艦「そうりゅう」とタイアップしており「潜水艦そうりゅうテッパンカレー」が一押しのようですが、あいにく売り切れということでシンプルな「潜水艦カレー」を選びました。なかなかの辛口でした。
それにしてもこの店、店内には軍歌、マーチが流れ、スタッフさんのユニフォームは自衛官のものに類似しているなど独特のムードを醸していました。
呉海自カレー詳細は 呉海自カレー事業者部会HPへ >>>こちら

◆大和ミュージアム


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▲いよいよ大和ミュージアムへ

ミリタリームードに浸っている間に雨も上がり、大和ミュージアムへ向かいます。天気も悪いし空いているだろうと予想していましたが、いやいやなかなかの人出です。この日は特別展「海軍を描いた作家」が開催されており迷わず特別展料金を払って見学しました。なにしろかつて貪るように作品を読んだ吉村昭のナマ原稿を拝めるのですから見逃せません。他にも阿川弘之、半藤一利などにスポットを当てた展示は魅力たっぷりでした。

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▲大和ミュージアムのシンボル戦艦大和の模型

特別展ですっかり時間を食ってしまい一般展示はざっと流します。館内中央にドカンと鎮座し、カメラの的になっているのは戦艦大和の1/100模型。ミュージアムのシンボルです。

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▲ロビーからは建造中のコンテナ船が

ロビーからはガラス越しに呉港の様子が見渡せます。目立っているのはピンクの船体にONEのロゴが入った巨大なコンテナ船です。ONE(Ocean Network Express)は日本の大手海運会社3社のコンテナ部門を統合した組織。ジャパンマリンユナイテッド呉事業所で建造中と思われるこのコンテナ船、おそらく全長300mはあろうかという巨大船です。大和よりデカイ船です。
やっぱり平和な商船を見ている方が私には合っているかな・・・。

◆鉄のくじら館

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▲交差点にドカンと潜水艦

舌の根も乾かないうちに続いては鉄のくじら館へ向かいます。大和ミュージアムから徒歩3分ほどの所にあり正式名を海上自衛隊呉史料館を名乗ります。ここの一番のウリが本物の潜水艦です。なんと交差点の角に潜水艦がどっかりと。度肝を抜かれる光景です。

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▲潜水艦と信号機、シュールです

呉駅の方から来るとコーナーを曲がってすぐこの光景が視野に飛び込んで来ます。

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▲この船の正体は・・・

1986年に就役した海上自衛隊の潜水艦「あきしお」です。2004年に退役後、この地に陸揚げされ展示されているそうです。
基準排水量:2250トン、全長:76.2m、水中速力:20kn/h(約37km/h)、乗員:75名とのこと。

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▲艦内も見学できます

入館料は無料で、海上自衛隊の掃海任務などに関する展示の順路途中に潜水艦内が組み込まれております。残念ながら艦内は撮影禁止とのことで写真はありませんが、とにかく狭い。通路など人が行違うのも困難なほどです。乗員居住区は艦長以外は3段ベッドの大部屋でプライバシーなどありません。また、艦内には独特の匂いが染み付いています。よくぞこの空間で何十日も生活できるもんだと潜水艦乗りの強靭な体力と精神力には驚きの他ありません。

◆40年ぶりの呉線で広島へ

鉄のくじら館を出ると既に日も落ちています。呉でのミリ(ミリタリー)活もこの辺で切り上げ呉駅に向かいます。ここで家人と別れ単独行動に移るとともにテツ活開始です。

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▲初めてのレッドウイングでテツ活開始(広島)

18:02発の呉線広島行きに乗ります。車両は言わずと知れたレッドウイングこと227系であります。あっという間に広島地区の國鐵形を一掃した立役者ですが、私は初対面。快適な転換クロスシートに身を預け40年ぶりの呉線を行きますが、日没後とあって往時を偲ぶべくもありません。すれ違うフレートライナーを見て山陽本線に入ったことを知り、18:47今夜の宿泊地広島に到着です。


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▲広島駅に到着

さて、今夜の宿は駅直結のホテル川島を押さえてあります。体も疲れており、一刻も早くチェックインしたいところですが、夕食の調達をしなければなりません。駅弁コーナーを覗くも既に穴子寿司を除いて完売。仕方なくコンコースのセブンイレブンで仕入れ、駅ビル改築工事真最中の構内を抜け這う這うの体でホテルに入ったのでありました。

広島遠征初日はこんなところです。明日は広島周辺の乗りつぶしに勤しむことにします。鉄分満載でお届けしますのでお楽しみに!

世界遺産の山里へ 2022夏の富山旅①

世界遺産合掌造り集落を目指して

2022年夏は思いがけず富山に出かけることになりました。家人が世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」へドライブ旅行を計画し、私にもお誘いがかかったのであります。とはいえ、スケジュールでは鉄分は皆無。それでは面白くないと調べたところ、白川郷・五箇山と城端・高岡を結ぶバス路線があることが判明、これを使えば富山県内でいろいろ乗り鉄を楽しめそうです。というわけで、五箇山まで本隊に便乗し、そこから単独行に移り乗りバス、乗り鉄を楽しもうという算段です。

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▲一宮JCT

◆高速道路の未乗区間を行く
8月上旬の朝7:30、大阪・能勢の自宅を出発、箕面とどろみICから新名神(EA1)に入り大阪平野を見下ろしつつ東進、高槻JCTから名神(E1)に合流します。この後一宮JCTまでは昨秋明治村を訪れたときと同じ経路。さて見どころはここから、私にとっては初めての東海北陸自動車道(E41)に入ります。「未乗区間」だけにワクワクします。

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▲東海北陸道はトンネルだらけ

分岐してすぐ木曾三川公園に聳えるツインアーチ138の威容に目を奪われますが、その後山がちな車窓となり頻繁にトンネルが現れ始めます。郡上市の玄関もトンネルでした。まあ、本州を輪切りにする以上仕方ないんですが。

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▲長良川鉄道もひと跨ぎ

東海北陸道は長良川鉄道と絡み合うように北上して行きます。たまたま撮った車窓風景に長良川鉄道の線路が写っていました。(郡上八幡ー自然園前間と思われます) 単線非電化のなんとも貧弱な線路。一方で巨大な高架橋で一つの集落をまるごと跨いで行く高速道路。比べものになりません。
20数年前その長良川鉄道のレールバスから傍若無人に上空を越えて行く東海北陸道を苦々しい思いで見上げていたことを思い出します。


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▲高所恐怖症には堪えます

防音壁もないので、その高さはこんな風に走行中の車内からも実感できます。ビルでいうと20階はあるでしょう。高所恐怖症の私は助手席で固まっておりました。


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▲JR東海バスと名鉄バス

そんな車窓に彩りを添えるのが高速バスです。中京地区と北陸各地を結ぶ便が多数設定されているようで頻繁に出会いました。

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▲橋脚の高さ日本一


さらに進むと「高速道路最高地点 1085m」の標識が現れ、続いて「鷲見橋 橋脚高日本一 125m」の標識が。125mといえばビルに換算すると25階程度になります。この道路がいかに険しい地形に建設されたかを象徴するシーンです。

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▲五箇山IC到着

◆五箇山に到着
大阪を出てからノンストップで4時間、五箇山ICに到着。既に岐阜県を抜け富山県南砺市です。ドライバーさんお疲れ様でした。

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▲市内名所案内


ICを出たところの名所案内には「世界遺産」、「重要文化財」が並びます。

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▲小原ダム


庄川に沿ってR156を北進、スノーシェッド越しに小原ダムを見ながら進みます。沿道には早速菅沼の合掌集落が姿を見せます。本隊は後ほどここを訪れる予定です。


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▲「こきりこの里」上梨の集落

11:45頃、とりあえずの目的地である南砺市上梨の集落に到着です。南砺市は4町4村の広域合併により誕生しましたが、上梨は合併前の平村に属していた集落です。ここで昼食の後、私は本隊から離脱します。本隊の今夜の宿もここにあります。

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▲合掌民宿弥次兵衛

こちらがその「合掌民宿弥次兵衛」。文字通りの合掌造りに興味を惹かれますが、私はスルーします。
さて、昼食とします。弥次兵衛の並びの「ドライブイン山甚」。絶滅危惧のドライブインを名乗るだけに昭和の匂い漂う店ですが、和洋中拘らない豊富なメニューはドライブインの証です。
時刻は既に正午前、12:22のバスに乗る予定の私には時間に余裕がありません。早くできそうなものをということでビーフカレーを選択。まるでバス旅の蛭子さんのようにKYな選択ですが、仕方ありません。

ということで鉄分ゼロの五箇山までの行程はここまで。次回からは富山県下の乗りバス、乗り鉄三昧の記事が続きます。


明治村を乗りつぶす!

明治村で乗り物三昧

先月(11月)のとある日曜日、日帰りで愛知県犬山市にある「明治村」に行って来ました。明治村については今さら説明の要もないかと思いますが、全国各地から明治期に建てられた文化財級の建築物を移築した屋根のない博物館とでもいうべきテーマパークです。名鉄グループが運営しています。

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▲まずは新名神を東進(高槻JCT付近

今回のアシは電車じゃなくクルマ。自宅を7時頃出発し最寄の箕面とどろみICから新名神に入ります。これが開通したお陰で能勢から高速道路へのアクセスが飛躍的に向上し東へも西へも重宝しております。ただし、利便性と引き換えに沿線の山林を住処としている動物たちには多大な犠牲を強いることになり複雑な気分ではありますが。

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▲中央道小牧東ICから一般道へ

高槻JCTから名神に入り、小牧JCTからは中央道を一区間だけ走り明治村最寄の小牧東ICを出ると9:30頃途中渋滞もなく明治村北口に到着。2時間半の快適なドライブでした。

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▲ターンテーブルがお出迎え

開村直後にも拘らず発券窓口には既に数十人の行列ができており人気の程が窺えます。

入場ゲートを入り、アプローチのつづら坂を下りて行くと目の前にターンテーブルが現れます。どうやら村内のSL列車に使うもののようです。ここでカメラを向けているのは私だけ・・・。

まずは帝国ホテルへ
今回、乗りつぶし以外に数ある建築物の中でどれを巡るかは家族に任せることにしましたが、一つだけ私がリクエストしたのが「旧帝国ホテル」です。フランク・ロイド・ライト設計の旧帝国ホテル玄関棟を1976年に移築したもの。これを元ホテル屋が見ないわけにはいきません。


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▲旧帝国ホテル

どうです、この堂々たる構え。威厳と風格を湛えたデザインに圧倒されます。内外装には大谷石を多用するなど贅を凝らした意匠は予算をはるかにオーバーし、ライトを首にしろという意見も出たとか。しかし、開業初日に発生した関東大震災にもビクともせず、その堅牢さを世に知らしめることになります。関東大震災って明治ちゃうやん!

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▲吹き抜けのロビー

館内に入るとどこか見慣れた空間が広がります。現在の帝国ホテル東京、さらには帝国ホテル大阪にも受け継がれているデザインです。流石は歴史と伝統を誇る帝国ホテルです。
加えて映画、ドラマのロケに度々使われているのも既視感を誘発しているのかも知れません。


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▲村内を往くSL列車

帝国ホテルを出ると汽笛が聞こえたので反射的にカメラを構えます。村内を走るSL列車がやって来たようです。

それではここからはタイトルどおり「明治村の乗りつぶし」の話に移りましょう。明治村には村内の足としてSL列車、路面電車、村営バスの3種類の乗り物が活躍しています。この3種類全てに乗ろうというわけです。

◆村営バス(帝国ホテル前ー正門)
まずは村営バスに乗りましょう。路線は村の北端にあたる帝国ホテル前から南端の正門までの村内縦貫路線です。


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▲村営バスもレトロ調(帝国ホテル前)

所要時間20分、運賃は500円ですが、われわれは「のりもの1日券」(1300円)を購入しているのでフリーパスです。やって来たのはマルーン色のレトロ風バス。流石にこれは明治製ではないでしょう。

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▲村内各所を巡りながら

車内は簡易なシートが2+1配置で並んでいます。先程南北縦貫路線と書きましたが、実際には村内の見どころにあちらこちらと立ち寄りながら走ります。音声ガイド付きなので広大な村の概要を手軽に把握することができます。

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▲碧水亭の海軍カレー

正門終点に着いたのが11:30頃。ピークの前にランチタイムにしようと予めネットで目星を付けておいた和食の「碧水亭」に向かいます。目星を付けた理由はカレーがあるから、です! カツカレーと海軍カレーがあり、後者を選択。特徴はというと牛乳が付いていることと、ランチョンマットに戦艦三笠らしき艦影がプリントされていること。味はまあよくある味でした。窓の向こうに広がる紅葉がきれいでした。

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▲紅葉に包まれた聖ヨハネ教会堂(重要文化財)

せっかくの紅葉シーズンですしそれらしい写真も載せておきましょう。碧水亭近くの聖ヨハネ教会堂を紅葉と絡めて。1907年(明治40年)築造のこの建物は京都市内から移築され重要文化財の指定を受けております。

京都市電(品川燈台ー市電名古屋)
寄り道はこの位にして乗りつぶしに戻りましょう。次なるターゲットは路面電車(元京都市電)です。

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▲今日の運用は1号車(品川燈台)

路面電車は村内南東部の品川燈台から市電京都七条を経由し、村中心部の市電名古屋までを10分弱で結び、料金は500円。運用に就くのは元京都市電8号車、15号車を改番した1号車、2号車の2両です。今日は1号車が担当のようです。

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▲2号車は入庫中

2号車は屋根の下で休んでいます。それぞれ明治43年、44年生まれの古強者です。明治村にやって来た当時は静態保存状態でしたが後に動態化されたそうです。


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▲2号車を真横から

2号車のサイドビューを撮ってみました。2軸車の足回りがよく判ります。

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▲市電内部

車内はというと天井のクラシカルな造作が目をひきます。2段屋根に仕込まれた明り取り窓に竹を素材としているのであろう吊り手。この吊り手はまるで布団叩き。
電車はゆっくりとした速度で進み、途中道路を横断するシーンでは車掌が道路に降りて安全確認を取りながら進んで行きます。終点市電名古屋駅に着き路面電車乗りつぶし完了です。

◆SL列車(SL名古屋ーSL東京)

明治村の乗り物乗りつぶし、ラストはSL列車です。市電名古屋から坂を上った位置にあるSL名古屋から北口に近いSL東京駅を結びます。所要時間約5分、料金は500円です。


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▲SL名古屋駅に列車入線の図

われわれが乗車したのは15:30発の最終列車。このSL列車、ここまで乗ったバス、路面電車に比べ人気は圧倒的なようです。積み残しも出ることがあるとか。次が最終ということもあり出札係氏も慎重に発券しています。改札時間には長蛇の列が。

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▲機関車も客車も明治生まれ

列車は機関車が客車3両を牽引する形態で運行されます。機関車は9号機、12号機の何れもタンク式がスタンバイ。この日は9号機が運用入りしていました。私、今までこのSLはてっきりレプリカだと思い込んでいたんですが、2両とも歴とした明治生まれのホンモノで特に12号機はなんと明治7年イギリス製の147歳!だそうです。一方の9号機は明治45年アメリカボールドウイン社製です。3両の客車も明治生まれ。特に中間のハフ11は明治41年製造の日常的に運用されている客車としては国内最古のものだそうです。残るハフ13、ハフ14は明治45年製。
※各車の詳しいデータは明治村HPを参照 >コチラ


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▲ハフ14車内

その客車の内部はこんな感じ。車内照明はありません。15:30発が最終とはずいぶん早いなと思っていましたが、この辺の事情もあるのでしょう。この時間でも木立の中を走るときは車内は真っ暗でした。
機回し線を使って機関車をSL東京方に付け替えてバック運転で発車します。この一連の折返し作業が特に乗客の注目を集めていました。
走り出すとあっという間にSL東京駅着。これで明治村3種の乗り物完乗です。


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▲月も上った閉村時間の北口ゲート

今回は当ブログらしく明治村の乗り物に焦点を絞ってご紹介しましたが、他にも見どころは山ほどありそうです。とても1日や2日で回り切れる規模ではありません。この日は9:30の開村から17:00の閉村までみっちりと見学しましたが、おそらく1割も消化できてないと思います。明治村を初めて訪れるという方は事前学習をしっかりした上、テーマを決めて見学されることをおすすめします。