実家の洋服ダンスからこんなものが出てきました。
阪急百貨店の包装紙です。もちろんかなり昔のデザイン。関西在住の中高年の方の中には懐かしいと感じる方も少なくないのでは。私もこの柄を見ると地下食品街の甘辛い匂いを思い出します。
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阪急の社章の他、各店舗のシルエット、沿線の風物・・・箕面の滝、宝塚歌劇、今はなき西宮球場など・・・が散りばめられていて見ていても楽しいデザインです。電車は何系でしょうか?
このデザイン、いつ頃まで使われていたのかと思いネットで調べると昭和25年~35年との情報が見つかりました。あれ?私が生まれる前のこと。記憶は食い違いますが、阪急宝塚線沿線に住んでいた子供の頃、家の中にはこの包装紙が残っていたに違いありません。タンスや食器棚に敷かれて。
いくら半世紀前とはいえ百貨店の包装紙で白黒を採用していたのは珍しいのではないでしょうか。最近復刻された際にはカラーで登場していました。
その阪急百貨店のうめだ本店は現在今秋のグランドオープンを目指して急ピッチで工事が進んでおります。旧梅田駅コンコースのモザイク壁画、シャンデリアが復活するとの噂も聞こえますが、果たしてどうなるのでしょうか。
この記事へのコメント
のり
Lionbass
丸の中に線が交差しているようなマークが懐かしい…!
やまびこ3
さすが、阪急。
サットン
ホント、懐かしいですね!暫く眺めておりました。
近鉄の包装紙、細かなデザインは忘れてしまいましたが、色合いは記憶の底から甦ってきました。電車の色に合わせたのでしょうか。近鉄といえば枚方店、先月末で閉店してしまいましたね。
旧梅田駅コンコース、あのドーム天井もろとも再生して欲しいものです。
サットン
このマーク、大阪、神戸の市章がモチーフになっているので阪神急行電鉄時代以来のものと思われます。かつて電車にも付いていましたが、CI導入で消えてしまいました。
サットン
決して華美に走らず、それでいて洒落ていますよね。
これぞデザインの妙ってところでしょうか。阪急の社風にも通じるものを感じます。
まるたろう
今月の初め、たまたま店の近くを通ったのですが、平日にもかかわらず、
すごい人でした。
この包装紙を見ていますと、昭和の時代を思い起こさせますね。
サットン
神戸阪急閉店は残念なニュースですね。阪急は京都からも撤退しており寂しい話です。
このデザインは見ていても楽しく、素晴しい作品だと思います。