富山地方鉄道全線完乗へ
立山線を乗りつぶし(>こちら)、地鉄に残された最後の未乗線区となった不二越・上滝線を目指します。

▲上り「臨時」列車ですが・・・
立山から不二越・上滝線が分岐する岩峅寺までは再び「臨時」列車、ニューレッドアローのお世話になります。ただし、速達列車だった下りと違って上りは普通列車扱いで各駅に停車して行きます。発車標の表示も「普通」です。

▲前面幕も「電鉄富山」の表示のみ
列車の行先幕も「電鉄富山」の表示のみ。臨時の表示などどこにもありません。しれっと定期列車に紛れ込んでいるようです。
でも、定期列車だと11:51発までさらに43分待ち時間が延びてしまいます。地味にうれしい「臨時」であります。11:08、立山駅を出発。

▲千垣橋梁から常願寺川上流側を見る
復路も常願寺川と絡みながら山を下って行きます。往路の記事に掲載した千垣橋梁からの眺めを今度は逆サイドで。並行する県道182号線芳見橋の様子から高さが推測できます。

▲岩峅寺でNRAを見送る
秘境駅各駅に停車しながら11:35,不二越・上滝線の乗換駅岩峅寺に到着します。
![IMG_1873[312].jpg](https://mirai82.up.seesaa.net/_imagesblog_a6amirai82/IMG_18735B3125D-f2215.jpg)
▲岩峅寺駅舎
次の不二越・上滝線は12:21発、46分の待ち合わせ時間をどうしましょう。そこは個性派駅舎が揃う地鉄の中でも代表格の駅舎を持つ岩峅寺駅のこと、じっくりと駅見物をしていれば退屈もしないだろう、と高をくくっていたところ突然の雨。仕方なく待合室に展示された当駅がロケ地の一つとなった映画「剣岳点の記」の撮影風景の写真パネルを拝見したり、雨の止み間をついて駅舎外観を見たりするうち時間が過ぎて行きます。駅舎は屋根瓦もピカピカで随時手が入れられている様子でした。

▲伊豆戦争の再現か
発車時間が迫りホームに入るとこんなシーンが。元東急8590系(現17480形)と元西武5000系(現16010形)が並びました。東急、西武というと昭和の時代、伊豆の覇権を両社が争った伊豆戦争を連想してしまいますが、富山では仲良くやっているようでなにより。

▲不二越・上滝線へ
いよいよ地鉄最後の未乗線区に進出します。大任を担うのは地鉄オリジナルの14760形雷鳥色です。カボチャじゃなくてよかった。

▲転換クロスシートが並ぶ車内
12:21、岩峅寺を発車、南富山を経由し電鉄富山を目指します。この時点で乗客は10人にも満たず、のどかなムードの中進みます。車内放送が「次はオーショウ」と告げます。表記は「王将」かなと思っていたら「大庄」でした。

▲自転車積載スペース
感動の地鉄完乗に向けての進撃のはずですが、イマイチ気合いが入りません。車窓が単調なことと、帰りの新大阪からの接続が気になり、ついついスマホに見入ってしまいます。というわけで途中の様子は省きます。全線完乗地点となった稲荷町の駅名標も撮り漏らしてしまいました。

▲電鉄富山駅に到着
なんだかグダグダなフィナーレとなってしまいましたが、なにはともあれ不二越・上滝線踏破と同時に富山地方鉄道全線完乗であります。めでたし、めでたし。
ということで12:55、約3時間ぶりに電鉄富山に戻って来ました。

▲完乗記念グッズ
さて、気になっていた1日フリーきっぷの元が取れたかどうかですが、購入金額¥2600に対し、利用額は電鉄富山ー立山 ¥1230+立山ー岩峅寺 ¥640+岩峅寺ー電鉄富山 ¥740 計¥2610 と¥10の黒字でした! コロナ禍で苦しむ地鉄に打撃を与えることなく、自らも損をしないという絶妙の結果に終わったのでした。
今回の成果
新規踏破区間:富山地方鉄道 不二越・上滝線(岩峅寺ー稲荷町)15.7km
富山地方鉄道踏破率:100.000%(85.517%)
私鉄路線踏破率:51.726%(51.525%)
( )は直前のデータ
※乗りつぶしオンラインによる集計
立山線を乗りつぶし(>こちら)、地鉄に残された最後の未乗線区となった不二越・上滝線を目指します。
▲上り「臨時」列車ですが・・・
立山から不二越・上滝線が分岐する岩峅寺までは再び「臨時」列車、ニューレッドアローのお世話になります。ただし、速達列車だった下りと違って上りは普通列車扱いで各駅に停車して行きます。発車標の表示も「普通」です。
▲前面幕も「電鉄富山」の表示のみ
列車の行先幕も「電鉄富山」の表示のみ。臨時の表示などどこにもありません。しれっと定期列車に紛れ込んでいるようです。
でも、定期列車だと11:51発までさらに43分待ち時間が延びてしまいます。地味にうれしい「臨時」であります。11:08、立山駅を出発。
▲千垣橋梁から常願寺川上流側を見る
復路も常願寺川と絡みながら山を下って行きます。往路の記事に掲載した千垣橋梁からの眺めを今度は逆サイドで。並行する県道182号線芳見橋の様子から高さが推測できます。
▲岩峅寺でNRAを見送る
秘境駅各駅に停車しながら11:35,不二越・上滝線の乗換駅岩峅寺に到着します。
![IMG_1873[312].jpg](https://mirai82.up.seesaa.net/_imagesblog_a6amirai82/IMG_18735B3125D-f2215.jpg)
▲岩峅寺駅舎
次の不二越・上滝線は12:21発、46分の待ち合わせ時間をどうしましょう。そこは個性派駅舎が揃う地鉄の中でも代表格の駅舎を持つ岩峅寺駅のこと、じっくりと駅見物をしていれば退屈もしないだろう、と高をくくっていたところ突然の雨。仕方なく待合室に展示された当駅がロケ地の一つとなった映画「剣岳点の記」の撮影風景の写真パネルを拝見したり、雨の止み間をついて駅舎外観を見たりするうち時間が過ぎて行きます。駅舎は屋根瓦もピカピカで随時手が入れられている様子でした。
▲伊豆戦争の再現か
発車時間が迫りホームに入るとこんなシーンが。元東急8590系(現17480形)と元西武5000系(現16010形)が並びました。東急、西武というと昭和の時代、伊豆の覇権を両社が争った伊豆戦争を連想してしまいますが、富山では仲良くやっているようでなにより。
▲不二越・上滝線へ
いよいよ地鉄最後の未乗線区に進出します。大任を担うのは地鉄オリジナルの14760形雷鳥色です。カボチャじゃなくてよかった。
▲転換クロスシートが並ぶ車内
12:21、岩峅寺を発車、南富山を経由し電鉄富山を目指します。この時点で乗客は10人にも満たず、のどかなムードの中進みます。車内放送が「次はオーショウ」と告げます。表記は「王将」かなと思っていたら「大庄」でした。
▲自転車積載スペース
感動の地鉄完乗に向けての進撃のはずですが、イマイチ気合いが入りません。車窓が単調なことと、帰りの新大阪からの接続が気になり、ついついスマホに見入ってしまいます。というわけで途中の様子は省きます。全線完乗地点となった稲荷町の駅名標も撮り漏らしてしまいました。
▲電鉄富山駅に到着
なんだかグダグダなフィナーレとなってしまいましたが、なにはともあれ不二越・上滝線踏破と同時に富山地方鉄道全線完乗であります。めでたし、めでたし。
ということで12:55、約3時間ぶりに電鉄富山に戻って来ました。

▲完乗記念グッズ
さて、気になっていた1日フリーきっぷの元が取れたかどうかですが、購入金額¥2600に対し、利用額は電鉄富山ー立山 ¥1230+立山ー岩峅寺 ¥640+岩峅寺ー電鉄富山 ¥740 計¥2610 と¥10の黒字でした! コロナ禍で苦しむ地鉄に打撃を与えることなく、自らも損をしないという絶妙の結果に終わったのでした。
今回の成果
新規踏破区間:富山地方鉄道 不二越・上滝線(岩峅寺ー稲荷町)15.7km
富山地方鉄道踏破率:100.000%(85.517%)
私鉄路線踏破率:51.726%(51.525%)
( )は直前のデータ
※乗りつぶしオンラインによる集計